こんにちは。税理士の日高です。

今回は11月25日に投稿した「税務署から調査の通知が来たらの続きとして「税務調査を受けるときの心構え」についてお話いたします。

通常の税務調査は、納税者の主張を尊重する任意調査です

通常の税務調査は、強制調査の「マルサ」と違って、納税者の主張を尊重しながら進められる任意調査です。正しく申告していれば、無理難題を言って否認されるということもありませんし、申告是認(なにも指摘されず調査が終了すること)で終わることも珍しくはありません。事実、令和2年11月に国税庁から発表された「令和元事務年度法人税等の調査事績の概要」によると全調査のうち約25%の調査は申告是認となっています。

税務調査を受けるのは、決してうれしいものではありませんが、さほど恐れるものでもありません。調査が行われる際の心構えや準備ができていると安心して対応ができますので、今回は、税務調査を受ける際の心構えを3つ解説していきます。

税務調査を受ける際の心構え

01.平常心で調査に臨む

調査官は会社にとって敵ではありませんので、平常心で普段通りの態度で調査に対応してください。過度に媚びることやへりくだることは必要ありませんが、税務調査というのは、最終的には人対人の交渉事という局面もありますから、穏やかに調査に協力して信頼関係に努めても悪いことはありません。

02.しゃべりすぎない

税務調査の心構えとして特に大事なのが、「聞かれたことのみ答える」で「しゃべりすぎない」ことです。調査官の質問に対して、誠意をもって答えようとするあまり延々と話してしまうことがあります。調査官は、限られた時間の中で調査項目の糸口を掴もうと「税務的な見地」で常にアンテナを張っています。その中でも納税者の発言については、特に関心を寄せています。余計なことをしゃべったばっかりに新たな問題が発生しないように雑談も含めて簡潔な会話を心掛けてください。

03.わからないことは即答しない

わからない質問に対して、曖昧な回答や事実を確認しないまま答えてしまっても良い結果は生みません。もし、事実と違っていて、その間違いを調査官に指摘された場合、よくわからないまま回答してしまったことを伝えても、後々まで揉める原因となってしまいます。わからない質問があった場合は、すぐに答えられない旨を調査官に伝え、時間をかけてしっかりと確認して回答するようにしてください。場合によっては、間違いや誤解を与えないよう顧問税理士と相談してから答えるのも一つの方法です。
なお、当事務所では税理士(国税OB含む)をはじめその他の会計スタッフが、お客様の税務調査対応をご支援しますので、税務調査の際にはご相談ください。

前回の記事はこちら:税務調査(法人税)への対応:1.税務署から税務調査の通知が来たら

⇒次は 「税務調査(法人税)への対応:3.税務調査の始めから終わりまで(2月10日更新予定)」につづく


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