昨年に比べると税務調査の件数が増加している

例年8~11月は、1年の中で税務調査が最も多い時期です。

9月以降、コロナの新規感染者数が7~8月に比べ減少し、
経済活動も元に戻りつつあるなかで
税務調査も昨年に比べると増加しています。

気の弱い事業主なら、そのまま調査をすすめるのでは

税務調査の立会いをして思うのが、ずばり調査官の調査能力の低下です。

調査の主導権は税務当局にありますが、ある調査官は調査初日のタイムスケジュールを言わない。
事業主に対し事業概況を聴取したあと、仕事に戻るよう促すこともなく同席させたまま。
12時を過ぎても調査を中断しない。
など私たちが指摘しないと何も変えようとせず、気の弱い事業主ならそのまま調査を進めるのではと思いました。

また、別の調査官は、契約書のコピーをくれと言ったにも拘らず、帰るときにはコピーを受領することなく、帰ってしまいました。
本当にそのコピーは調査に必要であったのか疑問が残り、どこに重点を置いて調査しているのか判断することができませんでした。
その調査官も調査において確認すべきことが全く解っていないと感じました。

コロナ禍で調査官の経験が少ないことが原因か

原因は何かと考えたときに、ただでさえ調査経験が少ない若年層が大半を占めること、
その若年層職員がここ2~3年コロナにより納税者との接触や会話が少ないため
相手のことを考慮することができないのだと思います。

納税者の皆様は、税務調査に慣れていないために、
調査官の言動について不可思議な点があっても言いづらかったり、反論できないこともあると思います。
武内総合会計では、納税者の立場に立って調査対応をしますので、税務調査の際は、どんなことでもご相談下さい。


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